ハワイでeSIM使ってみた

以前はIIJmio 海外トラベルSIMを利用していたのですが、2021年3月31日にサービスを終了してしまったので、今回はハワイで使えるeSIMを契約してみることにしました。

海外旅行される方はWi-Fiルータを借りる方も多いと思いますが、私は持ち歩く荷物を増やしたくない、Wi-Fiルータのバッテリー管理までしたくない、実際に利用する日数ではなくレンタルする期間で料金が発生するのが嫌(特にクルーズでは…)、といった理由からWi-Fiルータは利用しません。

ハワイで利用可能なeSIMサービスは色々あるようですが、今回は私が3香港を、妻がWi-Ho!eSIM アメリカ・ハワイパスを使ってみました。リスク分散のために2種類契約した形になるのですが、どちらも問題なく使えたので取り越し苦労でした。

3香港

3香港のDIY Prepaid SIMからTravel packageのUSAを選択して購入します。2022年5月現在で選択可能なプランは

  • 1 DAY PASS: 500MB 1日間 18香港ドル
  • 30 DAYS PACKAGE: 10GB 30日間 138香港ドル
  • 30 DAYS PACKAGE: 20GB 30日間 198香港ドル
  • 365 DAYS PACKAGE: 35GB 365日間 268香港ドル

となっています。よほど長期間でない限りは1 DAY PASSを滞在日数分購入すれば良いでしょう。今回は1 DAY PASSを4日分購入して、クレジットカードの請求金額は1,224円でした。実際に利用を開始するまでは利用日数にカウントされないので、事前に日本で契約だけしておいて、飛行機の中や現地についてから切り替えれば良いのも楽です。

Wi-Ho!eSIM アメリカ・ハワイパス

Simpierのサイトのページから申し込みます。2022年5月現在で選択可能なプランは

  • 1GB 7日間 1,180円
  • 5GB 30日間 2,980円
  • 10GB 30日間 4,980円
  • 20GB 30日間 7,980円

となっています。今回は1GB 7日間のプランを利用しました。Wi-Ho!eSIMは契約日から利用開始とみなされる点に注意が必要です。今回はハワイで3泊なので日本にいるうちに契約しても問題なかったのですが、滞在日数が多い方は場合によっては空港のWi-Fiを利用して契約する方が良い場合もあるでしょう。

実際の利用

契約をしたら、案内に従って操作をすれば利用可能になるはずです。私は日本で音声回線は物理SIMでpovoを、データ通信はeSIMでリンクスメイトを使っているので、現地ではリンクスメイトをオフにして3HKをオンにして使っていました。今から思えばpovoは海外ローミングに対応していなかったような気もするのですが…まぁ電話は利用しなかったのでセーフ。

iPhoneのモバイル通信設定画面

実際の通信速度などはあまり気にしていなかったのですが、TwitterやLine、Uber(配車サービスの方)を問題なく利用できたので及第点だと思います。特に3香港は1日単位なので、殆どアウラニの中に引きこもっている私たちであれば到着日と出発日だけ契約という形にもできそうですし、クルーズであれば航海中は契約しないという選択肢もある点が非常に便利です。何より、余計なものを持ち歩かなくて良い、飛行機内でSIMの入れ替え作業をしなくて良いというのは良いですね。eSIMが利用可能なスマートフォンをお持ちの方にはオススメです(ただし自己責任で)。